自己紹介

自己紹介

ポケットマルシェ通称「ポケマル」の審査が無事に通り現在準備中です。
申し込むとこのような合格通知が。


お申し込みをありがとうございます。

審査の結果合格となりました。

現在、ヤマト運輸への荷主登録中です。
登録完了までは2〜3週間ほどかかりますので、
その間にプロフィール情報の提出をお願いいたします。

【必要情報】
─ ─ ─ ─ ─
①プロフィール写真2枚
②プロフィール文
─ ─ ─ ─ ─
※ご提出がないと、アカウント登録ができません。
※お写真や文章については登録完了後もご自身で再設定/
再編集が可能ですのでお気軽にご送付ください。

この「プロフィール文」を書き進めていたら自分整理になったので
自己紹介がてら返信した内容を一部そのまま公開します!
ポケマルの紹介ページと思ってお読みいただけたら幸いです。

◆お客さまへのごあいさつ◆

初めまして!ご覧いただきありがとうございます。
ナリワイとしての農も大切ですが、「生き方としての農」を大切にしています。
この地球でできる、たくさんのことを経験したい、身に着けたいという想いで「地球の百姓」としています。
心も身体も地球もよろこぶおいしいものをお届けいたします。

◆農家になった経緯◆

きっかけは東日本大震災

私は大手メーカーに努めていました。
会社では6年間生産技術職という職種で、工場の生産ラインを立ち上げる仕事をしていました。
会社生活は自分には合っていなく、もんもんとしている日々を過ごしました。
本当にこのままでいいのだろうか。
そんな疑問を日々抱きながらすごしていたある日、東日本大震災が起ります。
当日は茨城県取手市にいましたが、激しい揺れに襲われ、天井か床が抜けると直感し、机の下で自分のイスを引き寄せ、息ができるスペースを作ったことを覚えています。
帰宅すると家も停電していました。
その晩からすぐに買い占めが起こり、スーパーからは食べ物が消え、ガソリンスタンドからはガソリンがなくなり、日々の生活がままならなかったことを今でも強く覚えています。

お金の意味とは?

会社員だったため、毎月給料が振り込まれますが、そのお金を使う場所がない!
お金はあるのに食べ物を買う事ができない、ガソリンを入れることもできない。

え!? お金の価値ってなんだったっけ??

そんな時間の中で「お金の意味」を深く考えました。

自分を疲弊させてまで稼いでいるお金って何なのだろう。
何のために働いているのだろう。
この頃からよく考えるようになりました。

たどり着いた答え→「自給」

自分の興味の方向へアンテナを張ると情報やチャンスは集まるものです。
食の自給を軸とした生き方、エネルギーを自給している地域、暮らし方、などの情報に触れることが多くなりました。
当時、よく通った都里プロジェクト
興味がドンピシャで毎回心をつかまれるものばかり。
友人が主催していたのもあり、仕事が終わったあと都内へ足を運んでいました。

同時に本を読んだり、イベントや講演会などに参加して情報を入れていきました。
特に衝撃的だったのは埼玉県小川町の事例。

震災直後も食べ物もエネルギーも十分にあった。
なぜなら自給をしていたから。

そんな生活をしている人たちがすでにいるのかーー!!!
と、会社の中だけで生き、時代の流れをまったく知らなかった僕にとっては衝撃でした。

そこでたどり着いた答えが「食とエネルギーの自給」というテーマでした。
食の自給は、農を身近にした生活。
自分で食べるものは自分で育てればいいという発想。
エネルギーの自給は、バイオディーゼル燃料の自作や、自家発電、自家消費するオフグリッドな生活。
これさえできれば今後は安心した生活が送れるうえに、何より楽しそう。

心が動き出しました♪

まずは米から

そうなったら行動は早く、会社を辞めてしまいました笑
まずは米の栽培を学びたいと考えていました。
いろんな人に「田んぼやりたい」と伝えていたことが、チャンスを作りました。
友人から「田んぼで働ける場所があるから一度行かない?」と誘いを受け行くことになりました。
今思えば、これがきっかけで田んぼに関わる生活が始まりました。
なかなか壮絶でしたが笑(別で書きたい)

紆余曲折ありましたがその時に訪れた法人で働かせていただけることになり、ここで米づくりのイロハを学ぶことになります。

トラクターで田んぼを耕す様

農薬の衝撃

法人で働き始めたのはいいものの、とにかく農薬というものに驚かされることになります。
普段食べている米がどのように育てられているかなど、考えもしませんでしたが、現実を見て、知ってしまった衝撃は忘れられません。(別途書きたい)

自分の米をつくりたい

だったら自分で、自分の納得のいく、心も身体も地球も笑顔になれる本当においしいものを作りたい、食べたい!
という想いで、独学で無農薬栽培を仕事の傍ら始めました。
かたっぱしから本を読みあさり、インターネットで事例を探し、とりあえずできそうなやり方でマネをしてみました。

そうしたら、意外とできました笑
(あ、もちろん、簡単・楽ではないので別途書きます)

化学肥料を使わないとおいしくなることも実感しました。

農薬を使わないおいしい米、できたんだけど食べる?

これを繰り返していくうちに、どんどん需要が高まってしまい販売するようになりました。
これがナリワイとしての農の始まりです。

紆余曲曲曲曲折折折折くらいありながら(少しずつ書きます)
約4年間の下積み期間を経て、2017年に新規就農しました。

そのためスタイルとしては売るための米ではなく、自分で食べたいものを作った結果の米となっています。
もちろん販売させていただくからには品質に関しても本気出して努力しております。
持っていない色彩選別機を農家さんのとこへ借りに行ったり
放射能検査、残留農薬検査もおこなっております。

生産物・地域の紹介

千葉県佐倉市の田んぼで育てています。
谷津田と呼ばれる谷に作られた田んぼです。
小さな山と山の間の谷間あり、真ん中に小さな川が流れています。
正直に言うと、日が早く陰ってしまうため、広大な平野の田んぼと比べたら、日当りは劣ります。
が!!その分、お米にとって大切な「寒暖差」がしっかりとつき、おいしいお米になります。

また、この地域の土の質は、強粘土でかつ強湿田なため、深い田が多く、機械を入れるのが難しい田ばかり。
高齢化が進むにつれてまず手放されてしまう田ばかりです。
だからこそ!無農薬で栽培する自分にとっては最高の場所。
都内から電車で1.5時間の距離ですが電線も見えないの景色の中、稲を育てています。

◆伝えていきたいこと・信念◆

心も身体も地球も笑顔になれる、おいしい米をお届けいたします。
農法を言葉にすると、自然栽培と呼ばれる形になるかと思います。
農薬も肥料も使わず、太陽と土と水と、人とのご縁だけで育てます。
お米本来の味、お米のすばらしさ、田んぼの楽しさを感じていただきたいと考えております。

◆今後の展望◆

①新規就農の成功例をつくる

新規就農し、2年やってみてわかったことは正直、厳しい世界ということ。
農家出身ではないため、機械も家も農地もない状態からのスタート。
壁はいくらでもあります。

しかし、これからは僕のような方が増えると信じています。
時代の流れによって、食の大切さ、自給の大切さは必ず行き着くところと感じています。
そのような未来の方のためにも、「どうすればできるか」という見本や前例をまず作りたいと考えています。
サラリーマンを辞め、米を主体とし、しかも自然栽培で取り組んだ場合、どうなるかの人生実験です。
まずは理想のカタチを求めながらも、現実的な面も向き合いながら、地球も自分も「持続可能な方法」を模索していきます。

②「田んぼを通して人間も育てる」

まだまだ「新米」の僕ですが、経験を積み、他の誰かに教えられるような存在になります。
自然栽培を少しでも広め、米を自給できるチカラがある人を育てたい。
この地球環境を少しでも改善し、心が満たされた人が少しでも多くなり、幸せな社会、地球がつくれると考えています。

◆夢◆

①オーガニックカフェ

材料のほとんどはもちろん、「自分産」の素材。
その他の素材もすべて、どこの誰が作ったかがわかるオーガニックカフェを作りたい。

②オーガニックゲストハウス

カフェの近くには農や暮らしが体験できる宿があります。
宿泊型の農業体験、見学も開催し、農業に触れることができる場。
同時に近所の方々や、同じ百姓が集うような、人が集まる場。
たくさんの旅人が行き交い、ご縁をつむぐ場。

③地域の耕作放棄地の活用

高齢化にともないたくさんの耕作放棄地があります。
今の地域だけではなく、日本中、どんどん増えていきます。
例えば自分が関わる地域の田んぼすべてが自然栽培の田んぼになれば、地域の景色や環境は必ず変わるはずです。
農薬がない、子どもが安心して遊べる田んぼ、地域を作りたい。

安心・安全への取り組み

自分が納得行くまでの「とことん安心」を求めます。
結果、お子さまがいる家庭でも安心して食べていただけるものになっています。

農薬を使っていないのはわかるけど、放射能や残留農薬はどうなっているの?
という方のために、数値で示すことができるよう、検査機関に依頼し測定しています。
また、結果はすべてブログにて公開しています。(このブログでも別途公開)

作業風景

自分のFacebookにて日々の作業風景や、内容を写真、動画を使って公開しています。
バーチャル農業が体験できるくらい細かくそれぞれの写真、動画対して説明を入れて、どんな作業を何のためにしているかがわかるようにしています。
米:http://urx.space/P2Xb
落花生:http://urx.space/P2Xk

放射能検査結果(2018)

米、落花生ともに放射能の検査をしております。
検査機関は子ども未来測定所様に依頼しています。

(米)
Cs-137 「不検出」(検出下限値 1.08Bq/kg)
Cs-134 「不検出」(検出下限値 0.99Bq/kg)
測定場所:こどもみらい測定所
詳細はこちらhttps://ameblo.jp/jumphoto-horiken/entry-12413181609.html

(落花生)
■結論「検出無し」(検出下限値以下)
■結果
セシウム137  検出無し 検出下限値 1.93 Bq/kg
セシウム134  検出無し 検出下限値 1.76 Bq/kg
詳細はこちらhttps://ameblo.jp/jumphoto-horiken/entry-12425960941.html

残留農薬検査

つくば分析センター様に依頼。
<検査結果>(米)
200成分検出無し
詳細はこちらhttps://ameblo.jp/jumphoto-horiken/entry-12416986864.html

こんなやつです。
どうぞよろしくお願いします!

2018 稲刈り直前の風景